遠藤周作の名言
遠藤周作のプロフィール
遠藤周作(えんどう しゅうさく/1923年3月27日-1996年9月29日/男性)は、キリスト教を主題にした作品を多く発表した小説家、随筆家、文芸評論家。批評家としての活動を経て、1955年に発表した小説「白い人」で芥川賞を受賞。第三の新人(第一次戦後派作家・第二次戦後派作家に続く世代)の一人として注目を集め、キリスト教を主題にした作品を数多く発表。1960年代に大病を患ってからは、町田市玉川学園に療養のために転居し、「狐狸庵山人(こりあんさんじん)」の雅号で、ぐうたらを軸にしたユーモアに富むエッセイも多く手掛けた。また、海外から高い評価を獲得している日本人小説家の一人でもあり、イギリスの小説家「グレアム・グリーン」の熱烈な支持を受けていたほか、ノーベル文学賞候補にも名があがっていたとのこと。(参考文献:ウィキペディア+Amazon.co.jp)
作品
主な作品に「深い河」「侍」「沈黙」「海と毒薬」「白い人」「わたしが・棄てた・女」「どっこいショ」「死海のほとり」「メナム河の日本人」「悲しみの歌」「王妃 マリー・アントワネット」「女の一生」「スキャンダル」「王の挽歌」「生き上手 死に上手」「考えすぎ人間」「変るものと変らぬもの」「春は馬車に乗って」「あまのじゃく人間へ」「妖女のごとく」「あなたの中の秘密のあなた」「心の夜想曲」「生きる学校」「私の愛した小説」「足のむくまま 気のむくまま」「僕のコーヒーブレイク」「ぐうたら社会学」「日本人はキリスト教を信じられるか」「勇気ある言葉」「ぼくたちの洋行」「ぐうたら好奇学」「狐狸庵雑記帳」「母なるもの」「石の声」など多数。
遠藤周作の名言集
人間はみんなが、美しくて
強い存在だとは限らないよ。生まれつき臆病な人もいる。
弱い性格の者もいる。
メソメソした心の持ち主もいる…けれどもね、そんな弱い、臆病な男が
自分の弱さを背負いながら、
一生懸命美しく生きようとするのは
立派だよ。
病気はたしかに
生活上の挫折であり失敗である。しかしそれは必ずしも
人生上の挫折とは言えないのだ。
今の若い世代に
もっとも欠けているのは
「屈辱感に耐える」訓練である。この訓練が行われないで、
そのまま社会から
大人あつかいにされると、おのれのすること、なすことは
すべて正しいと思うようになる。
一人の人間には
その運命と人生とを決するような時が、
生涯一度は必ずあるものであり、それを乗り切った瞬間、
彼の未来は全面的に変わるものだ。
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