亀井勝一郎の名言
亀井勝一郎のプロフィール
亀井勝一郎(かめい かついちろう/1907年2月6日-1966年11月14日/男性)は、昭和期に活躍した文芸評論家。1934年に同人雑誌『現実』、1935年に『日本浪曼派』を創刊し、評論を発表。1937年に刊行した『人間教育』で高い評価を獲得し、池谷賞を受賞。その後、古代・中世の日本仏教と出会い、その人間原理に根ざした宗教論・美術論・文明論・歴史論・文学論を多く発表した。1964年には日本芸術院賞を受賞し、翌年に芸術院会員に選ばれている。(参考文献:ウィキペディア+Amazon.co.jp)
著作
主な著作に「転形期の文学」「人間教育 ゲェテへの一つの試み」「島崎藤村」「東洋の愛」「捨身飼虎」「芸術の運命」「現代人の救ひ」「日本の女神」「大和古寺風物誌」「親鸞」「聖徳太子」「奈良朝文化の話」「陛下に捧ぐる書翰」「生命讃歌」「革命と恋愛 青春の反逆・恋愛に於ける人間性」「古典的人物」「愛の無常について」「現代人の研究 民族の変貌」「美貌の皇后」「三人の先覚者 民族の独立」「文学の読み方」「純潔について」「島崎藤村論」「読書に関する七つの意見」「二十世紀日本の理想像」「現代青春論 青春を生きる心について」「私の美術遍歴」「愛と結婚の思索」「中世の生死と宗教観」「人生と幸福について」「思想の花びら もの思う人のために」など多数。
亀井勝一郎の名言集
青年時代に
一番大切なことは、いつまでたっても
解決できないような
途方にくれるような難題を、自己の前に
設定することではなかろうか。
幸福というものは
ささやかなもので、そのささやかなものを
愛する人が、
本当の幸福をつかむ。
教養の真のあらわれは、
その人の「はにかみ」にある。(はにかみ…はずかしがること)
私は年をとるにつれて、
幸福の反対を
不幸だとは思わなくなった。幸福の反対は
怠惰というものではなかろうか。
自己に絶望し、
人生に絶望したからといって、人生を全面的に否定するのは
あまりにも個人的ではないか。
「明日は」「明日は」
と言いながら、今日という「一日」を
むだにすごしたら、その人は「明日」もまた
空しくすごすにちがいありません。
明日とは、
実は今日という
一日の中にある。
すべての欠点は
長所にむすびついている。
絶望は人生に
必ずつきまとうものだ。絶望しないような人間は
ある意味で
たよりない人だといえる。なぜなら小さな自己に満足し、
なんらの努力も
考えごともしない人に、
絶望は起こりえないからだ。
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