稲盛和夫の名言 第2集

稲盛和夫の名言2

稲盛和夫
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京セラ株式会社の創業者として知られる実業家「稲盛和夫」の名言 第2集をお楽しみください。

稲盛和夫の名言集

常に「原理原則」に基づいて判断し、
行動しなければなりません。

常日頃より、
原理原則に基づいた判断をしていれば、
どんな局面でも迷うことはありません。

「原理原則」に基づくということは、
人間社会の道徳、
倫理といわれるものを基準として、
人間として正しいものを、
正しいままに貫いていこうということです。

人間としての道理に基づいた判断であれば、
時間や空間を超えて、
どのような状況においても
それは受け入れられるのです。

そのため、
正しい判断基準を持っている人は、
未知の世界に飛び込んでも
決してうろたえたりはしないのです。

真の革新者たちが新しい世界を切り開き、
開拓することができるのは、
彼らが経験豊富であるからではなく、
また常識があるからでもありません。

それは彼らが本当に
崇高な人間の本質を知っており、
基本的な原理原則に基づいて
判断を下すからなのです。

情熱と呼べるほどの強い思いさえあれば、
まず何でもやり遂げることができます。

自分自身の成功への情熱
と呼べるほどの強い思いが、
成功への鍵なのです。

強い思い、情熱は
成功をもたらします。

しかし、それが
私利私欲から生じたものであれば、
成功は長続きしないでしょう。

人間にとって何が正しいか
ということに対して鈍感になり、
自分だけが良ければよいという方向へ
突き進み始めるようになると、
はじめは成功をもたらしてくれた
その情熱が、やがては
失敗の原因にもなるのです。

理想としては、
「私利私欲を捨て、世のため人のために」
という形の完全に利他的で
純粋な願望を持つことが
一番良いことです。

ところが、人間にとって、
生きるための私利私欲は
自己保存のために
不可欠なものなのですから、
それを完全に捨て去ることは
まず不可能です。

しかし、一方でその利己的な欲望の
肥大化を抑制するために、
努力することが必要となってくるのです。

せめて、働く目的を「自分のため」から
「集団のため」へと変えるべきです。

利己から利他へと目的を移すことにより、
願望の純粋さが増すことでしょう。

夢を持つことを
恐れてはいけません。
大胆になるのです。

夢に酔うことは決して
罪悪ではありません。

そこで大事なことは、
その夢が自分と一緒になって
働いてくれる人々にとっても、
またできれば、社会にとっても
有益なものであるべきだということです。

そしてもっとも大事なことは、
「誠実さ」を持つことです。

ほかの人たちに対してだけでなく、
自分自身に対しても
誠実でなければいけません。

完全に客観的で現実的であるためには、
誠実でなければならないのです。

優れた経営者とは、
顧客に利益をもたらすことが
できる人のことである。

利益追求の奴隷に
なってはなりません。

むやみに利益を求めるという誘惑に、
決して屈服してはならないのです。

私たちは正しい方法で
利益を得なければなりません。

お客様の望まれる質の高い製品を
供給するために一生懸命働いて、
公明正大に利益を得るのです。

一攫千金を図るために
卑劣な手段を用いようなどと、
夢にも思ってはなりません。

石油危機の時、
千載一遇のチャンスとばかり、
商品を隠匿し、
価格を上げた企業もありました。

しかし、このように節度を失い、
不当な利益をあげた経営者が
今日なおそのイスに座っているとは
思えないのです。

自由な市場における利益は、
社会の発展に奉仕した者に対する
報酬なのです。

月並みな言葉ですが、
ビジネスで利益をあげる方法は、
「お客様によろこんでいただく」
こと以外、他にありません。

しかし、中には
「利益」の本来の意味を誤解して、
自らの利益のためだけに
ビジネスを営む会社もあります。

しかしこのような態度は、
決してあってはならないことです。

ビジネスの基本は、
お客様によろこんでもらうことなのです。

社外のお客様に
喜んでいただくのはもちろんですが、
私たちを頼りにしている
社内のメンバーからも、
よろこんでもらわなくてはなりません。

納期に間に合うように一生懸命働くのは、
お客様が必要とされる時に
製品をお届けするためです。

お客様の期待に添い、
さらにはそれを超えるような、
最高の製品をつくろうとして
必死に働くのです。

さらにお客様が
より多くの利益をあげられるように、
私たちは新製品の開発を
続けていかなくてはなりません。

ビジネス上の行為はすべて、
お客様によろこんでいただくという
基本に基づいているべきなのです。

自分の利益しか
考えない人が多すぎます。

しかし、自分本位の人に
ビジネスの好機が訪れることは、
まずありません。

店の主人に利益を与え、
よろこばせるだけのために、
その店に買いものに行くお客は
いないのです。

優れた企業を経営できる人は、
お客様により多くの利益を
もたらすことができる人です。

このような姿勢で経営のできる人は、
自分の会社にも、
より多くのビジネスをもたらし、
利益を呼び込むことができるのです。

お客様の要求と
願望をすべて満たしながら、
利益を最大限まで伸ばすこと、
これがビジネスの本質なのです。

私はいつも、
「土俵の真ん中で相撲をとれ」
と言っています。

土俵ぎわに追いつめられるまで待たず、
余裕を持っている時に
必要な行動を起こせ、
という意味です。

相撲では、自分の足が土俵ぎわに届いて、
今にも土俵の外に
放り出されてしまいそうになるまで、
何もしない力士を見かけることがあります。

そうなってから、
本腰を入れて戦い始めるのです。

私は、どうして彼らは
土俵の真ん中にいるうちに、
その力を発揮しないのかと、
不思議に思っています。

ビジネスにおいても同じことです。
土俵の真ん中にいる時は、
行動するのに充分な時間と余裕があるので、
私たちはリラックスしています。

そして、土俵ぎわまで押し込まれてから、
慌てて行動を起こすのです。

私たちは、常に時間も余裕も
全くないつもりになって、
実際に押し出されそうになる前に、
力を振り絞るようにしなければなりません。

余裕が充分ある段階においても、
危機感を持ち
必要な行動を起こすことが大切です。

これが安定した事業の
秘訣なのです。

すべての経済のもっとも基本的な事実は、
景気は循環するということです。

強気でいくべき時期と、
弱気でいくべき時期があるのが世の常であり、
景気が良い時に、悪くなった時のための
準備をしておくというのは、
経営の基本ルールなのです。

残念ながら、
今日の経営者の多くがこのルールを忘れて、
不景気の時には弱気になり、
景気の回復を全面的に政府に頼ったり、
あるいは神頼みをしたりしています。

「経営」というのは「管理する」、
すなわち不景気の時に
助けを求めなくてもいいように、
景気の良い時に蓄えをつくるという
意味ではないでしょうか。

私が学んだことは、
何か事を起こす時は、
まず思いこまなければならない
ということです。

「これが理想的であることは
わかっているけれど、現実には
そんなことは不可能だ」
と自分に言い続けていたら、
何も起こせはしないでしょう。

信じていないもののために
努力することはできないのです。

強烈な願望を描き、
心からその実現を信じることが、
困難な状況を打開し、
物事を成就させるのです。

新しい事業を始める際に、
もっとも重要だと
考えていることがあります。

それは、自らに
「動機善なりや、私心なかりしか」
と問うことです。

言い換えれば、
そのプロジェクトを始める理由が、
利己的な動機ではなく、
善意に基づくものであることを
確認することです。

日本語の「善」という言葉は、
誰の目から見ても普遍的に良い、
という意味です。

自分の利益や便宜、
あるいは自分が他人の目に、
どのように映るかだけを考えていては、
意義のあることを
成し遂げることはできません。

自他ともにその動機が
受け入れられるものでなければ
ならないのです。

プロジェクトがいったん開始されると、
私はその過程が善であるかどうかを
自分に問い続けます。

もし私たちが不正な行動を
とるようなことがあれば、
いつかはその代償を
支払わなければならないからです。

プロジェクトを実行していく過程も、
人の道を外れるものであっては
ならないはずです。

言い換えれば「私心なかりしか」
という問いかけが必要なのです。

自己中心的な動機で設立された企業は、
従業員の信頼も献身も得ることはできません。

動機が善であり、実行過程が善であれば、
結果を心配する必要はないのです。

新しい事業を始める際に、
私たちは「これは自分一人だけの
利益のためのものか、それとも、
他人や地域、社会に利益をもたらすものなのか」
ということを自分自身に
問いかけることが必要です。

利益を得ることは、
それ自体は悪いことではありません。

しかし利益獲得がパートナーや仕入れ業者、
顧客に損害を被らせるものであれば、
それは「善」ではありません。

もしその事業が「善」であると
断定できないものであるなら、
少なくともそれが
誰にも損害を与えないことを
確かめるべきです。

何を事業の目的とするか、
ということは非常に大切なことです。

私はその目的は、
人間としてもっとも
崇高な願望でなければならないと、
信じています。

なぜ次元の高い目的が
必要なのでしょうか。

事業を運営するためには、情熱を持ち、
エネルギーのレベルを
高く維持しなくてはなりません。

しかし金銭欲や名誉欲は、罪悪感を伴い、
たいへんなエネルギーを消費します。

そのような罪悪感は、
今しなければならない仕事に対する、
エネルギーのレベルを下げてしまうのです。

人間というのは弱い生き物なので、
自分の意欲を高めてくれるような
動機が必要なのです。

自分だけでなく、
ほかの人たちにも
最上だと思ってもらえるような、
目的を持たなければなりません。

誰にでも誇りを持って話せるような、
素晴らしい目的を持っていれば、
恐れや罪悪を感じることなく、
エネルギーのレベルを
上げることができるのです。

これが、事業の目的は
最高の道徳水準に従ったものであるべきだ、
という理由のひとつです。

事業の目的は、
まさに経営者の哲学の反映です。

ほとんどの場合、必死に努力をすれば
一時的に成功することができますが、
もし経営者の思想が歪んでいれば、
結局は事業を失敗させることになるのです。

人生についての見方、考え方を純化し、
高めることができて初めて、
同じ過ちを繰り返したり、
手にした成功を失ったりすることが
なくなるのです。

稲盛和夫の名言 一覧

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