佐藤一斎(言志四録)の名言
佐藤一斎のプロフィール
佐藤一斎(さとう いっさい/1772年11月14日-1859年10月19日)は、美濃国岩村藩出身の儒学者、教育者。江戸幕府直轄の教学機関・施設「昌平坂学問所(しょうへいざかがくもんじょ)」の塾長として多くの門弟の指導に当たった人物であり、一斎から育った弟子には幕末に活躍した人材たちが多く、佐久間象山、山田方谷、横井小楠、渡辺崋山などが顔を並べている。また、随想録「言志四録(げんししろく)」の著者としても有名であり、指導者のための指針の書とされる同書は西郷隆盛の愛読書であった他、今日まで長く読み継がれている名著として知られています。(参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス)
著書
主著に「言志四録」(『言志録』『言志後録』『言志晩録』『言志耋録』の4書の総称)がある。
佐藤一斎(言志四録)の名言集
春風を以て人に接し、
秋霜以て自ら粛(つつし)む
<意味>
人に対するときは、
春風のように穏やかで和やかな心、
伸びやかで寛大な心で接し、自分に対するときは
秋の霜のように鋭く烈しく
厳しい心で
律していかなければならない。
少にして学べば
壮にして為すことあり壮にして学べば
老いて衰えず老にして学べば
死して朽ちず
口先だけで人を論そうとする者には
誰もついてきてくれない。先頭に立って実行すれば、
人は見習ってはくれる。しかし、道徳をもって感化すれば、
人は自然に服従してくれるものだ。
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