二宮尊徳(二宮金次郎)の名言
二宮尊徳(二宮金次郎)のプロフィール
二宮尊徳(にのみや たかのり/にのみや そんとく/1787年9月4日-1856年11月17日)は、薪を背負いながら本を読む姿の像で有名な江戸時代後期の農政家&思想家。通称の「金治郎(きんじろう)」の名もよく知られている(一般的には「金次郎」と表記)。私利私欲に走るのではなく社会に貢献すれば、いずれ自らに還元されるという「報徳思想(ほうとくしそう)」を説いた人物であり、農村復興政策・農村復興政策「報徳仕法」(ほうとくしほう)の指導者として活躍。(参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス)
書籍
主な関連書籍に「二宮金次郎 農業の発展につくした偉人」「二宮金次郎はなぜ薪を背負っているのか? 人口減少社会の成長戦略」「日記・書簡・仕法書・著作から見た二宮金次郎の人生と思想」「二宮金次郎の一生」「二宮金次郎の言葉 その一生に学ぶ人の道」「二宮金次郎71の提言 すべての日本人に」「二宮金次郎の言葉と仕事 実はこんなにすごい再建の神様」「国をたがやした金次郎 村むら、そして藩のたてなおしへ」「洪水にいどんだ金次郎 誕生から生家の復興まで」「達成の人 二宮金次郎早春録」「道徳イノベ-ション 二宮金次郎の教え」「男の品格 二宮金次郎名言集」などがある。
二宮尊徳(二宮金次郎)の名言集
大事を成さんと
欲する者は、
まず小事を務むべし。大事を成さんと
欲して小事を怠り、その成り難きを憂いて、
成り易きを務めざる者は、
小人の常なり。それ小を積めば
大となる。
善悪と言っても、
天が決めたものではなく結局、人間にとって
便利かどうか
だけの話である。
すべての商売は、
売りて喜び、
買いて喜ぶようにすべし。売りて喜び
買いて喜ばざるは
道にあらず。貸借の道も、
また貸して喜び、
借りて喜ばざるは
道にあらず。
貧富の違いは、
分度を守るか失うかによる。
貧となり富となる。
偶然にあらず、富も因て来る処あり、
貧も因て来る処あり。人皆貨財は
富者の処に集まると
思へども然らず。節約なる処と
勉強する所に集まるなり。
道徳を忘れた経済は、
罪悪である。経済を忘れた道徳は、
寝言である。
人道は一日怠れば、
たちまちすたれる。
誠実にして、
はじめて禍(わざわい)を
福に変えることができる。
術策は役に立たない。
キュウリを植えれば
キュウリと別のものが
収穫できると思うな。人は自分の植えたものを
収穫するのである。
人々には
それぞれ長所もあり、
短所があるのは
仕方がない。相手の長じている
ところを友として劣っているところは
友としてはいけない。人の短所を捨て、
長所を友とするのだ。
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