マキャベリの名言
マキャベリのプロフィール
ニッコロ・マキャヴェッリ(Niccolo Machiavelli/1469年5月3日-1527年6月21日)は、イタリア・ルネサンス期の政治思想家、外交官(フィレンツェ共和国)。理想主義的な思想の強かったルネサンス期に、政治を宗教・道徳から切り離して現実主義的な政治理論を創始した人物。また「君主論」や「戦術論」「政略論」などの著者として知られ、それらの著書で論じている軍事思想でも著名。日本では「マキャベリ」「マキャヴェリ」「マキァヴェッリ」など様々な表記が使われている。(参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス)
著書
主な著書に「君主論」「ティトゥス・リウィウスの最初の十巻についての論考(リウィウス論、ローマ史論考、ディスコルシ、政略論とも呼ばれる)」「戦術論」「フィレンツェ史」などがある。
マキャベリの名言集
仮に運命が思いのままに
人間活動の半分を裁定しえたとしても、
少なくともあとの半分か半分近くは、
運命が我々の支配に任せてくれている
と見るのが本当だ。
(「君主論」より)
君主足らんとするものは、
種々の良き性質を
すべて持ち合わせる必要はない。しかし、持ち合わせていると、
人々に思わせることは必要である。
突然に地位なり何なりを
受け継ぐことになってしまったものにとって、
心すべき最大のことは、何よりもまず最初に、
しかも直ちに、
土台を固めることである。
君主は、
悪しきものであることを
学ぶべきであり、しかもそれを必要に応じて
使ったり使わなかったりする技術も、
会得すべきなのである。
個人の間では、
法律や契約書や協定が、
信義を守るのに役立つ。しかし権力者の間で
信義が守られるのは、
力によってのみである。
われわれの経験では、
信義を守ることなど
気にしなかった君主のほうが、偉大な事業を
成し遂げていることを教えてくれる。
武装せる予言者は
勝利を収めることができるのであり、反対に、備えなき者は
滅びるしかなくなるのだ。
頭にしかと
入れておかねばならないのは、新しい秩序を打ち立てる
ということくらい、
難しい事業はないということである。
恩恵は、
人々に長くそれを味わわせるためにも、
小出しに施すべきである。
権力を持った人々の間でも、
最近に与えた恩恵によって、
以前の怨念が消えるなどと
思う人がいたならば、その人は取り返しのつかない
誤りを犯すことになる。
君主たる者、
けちだという評判を
恐れてはならない。
君主にとっての敵は、
内と外の双方にある。これらの敵から身を守るのは、
準備怠りない防衛力と
友好関係である。
自らの安全を
自らの力によって守る意思を持たない場合、いかなる国家といえども、
独立と平和を期待することはできない。
人間というものは、 自分自身の持ち物と 名誉さえ奪われなければ、 意外と不満なく 生きてきたのである。
人間というものは、
自分を守ってくれなかったり、誤りを正す力もないものに対して、
忠誠であることはできない。
マキャベリの名言 一覧
※「地球の名言」では読者の方が読みやすく・わかりやすくするために、一部の名言に当サイト独自の中略(前・後略含む)・翻訳・要約・意訳等を施しています。そのため、他の名言サイト様とは表現が異なる場合がありますのでご了承ください。
スポンサーリンク
関連記事
« 櫻井秀勲の名言 / マキャベリの名言 第2集 »