カール・ヒルティの名言
カール・ヒルティのプロフィール
カール・ヒルティ(Carl Hilty/1833年2月28日-1909年10月12日)は、スイス・ザンクト・ガルレン州出身の思想家、哲学者、法学者、政治家。宗教的倫理的著作である「幸福論」や「眠られぬ夜のために」の著者として知られる人物であり、人生や人間、愛などの主題について敬虔なクリスチャンの視点から含蓄深い思想書を著した。(参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス)
著作
主な著作に「Theoretiker und Idealisten der Demokratie (Theorists and Idealists of Democracy), Bern, 1868」「Ideen und Ideale schweizerischer Politik (Ideas and Ideals of Swiss Politics), Bern, 1875」「Vorlesungen uber die Politik der Eidgenossenschaft (Lectures on the Swiss Political System), Bern, 1879」「Ueber die Wiedereinfuhrung der Todesstrafe (On Capital Punishment), Bern, 1879」「Die Neutralitat der Schweiz in ihrer heutigen Auffassung (The Neutrality of Switzerland), Bern, 1889(translated into French by Mentha, 1889)」「Das Referendum im schweizerischen Staatsrecht (The Referendum in Switzerland), Archiv fur offentliches Recht, 1887」「Lesen und Reden (On Reading and Speaking), 1891」「Der Burenkrieg (The Boer War), Bern, 1900.」「Fur schlaflose Nachte (For Sleepless Nights), 1901.」「Gluck (Happiness ), 1891, (translated into Dutch by Eduard Fimmen, 1903) 」などがある。
カール・ヒルティの名言集
寝床につくときに、
翌朝起きることを
楽しみにしている人間は、
幸福である。
苦しみは人を強くするか、
それとも打ち砕くかのどちらかである。
人生のおいて最も絶えがたいことは、
悪天候が続くことではなく、
雲一つ無い晴天が続くことである。
幸福、それは
君の行くてに立ちふさがる獅子である。たいていの人は
それを見て引き返してしまう。
人間の最も偉大な力とは、
その一番の弱点を克服したところから
生まれてくるものである。
心配に対する最上の対策は、
忍耐と勇気である。
悩みのみが正しい意味で、
人を謙遜にする。
病気は今日、
多くの忙しすぎる人々に必要な休暇、完全なる安息、
過去と未来に対する静観、
真の人生の正しき認識、
善き思想の数々など、健康を保持している場合には
見失われていた
人生の宝を与えてくれる。
人生の幸福は
困難に出合うことが少ないとか、
まったくないということに
あるのではなく、むしろ、あらゆる困難と闘って
輝かしい勝利を収めることにある。
自分の仕事に我を忘れて、
完全に没頭できる人が、
もっとも幸福である。
自然の休息による中断以外は、
絶え間なく
有益な活動をしている状態こそ、
地上で許された最上の幸福である。
苦しみは人を強めるが、
喜びは大体において
人を弱くするにすぎない。勇敢に堪え忍ぶ苦難と
苦難との間の休みの時こそが、
本当の喜びなのである。
心配に対する最上の対策は、
忍耐と勇気である。
よい本を厳選して
毎日継続して読めば、
その国で一流の教養人になれる。
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