川口淳一郎の名言
川口淳一郎のプロフィール
川口淳一郎(かわぐち じゅんいちろう/1955年9月24日-/男性)は、青森県弘前市出身の宇宙工学者、工学博士、大学教授。ISASにおいて「さきがけ」「すいせい」「ひてん」「GEOTAIL」「のぞみ」「はやぶさ」「IKAROS」などの科学衛星ミッションに携わり、「はやぶさ」ではプロジェクトマネージャーを務めた人物。専門はアストロダイナミクス(応用飛行力学)、軌道力学、姿勢・軌道制御、航法・軌道決定論、惑星探査ミッション解析、システム制御論など。(参考文献:ウィキペディア+楽天ブックス+リクルートエージェント)
著書
主な著書(共著・監修書含む)に「「はやぶさ」式思考法 日本を復活させる24の提言」「探査機「はやぶさ」川口淳一郎の視点」「小惑星探査機「はやぶさ」大図鑑」「閃く脳の作り方 飛躍を起こすのに必要な11のこと」「はやぶさパワースポット50」「おじいさんのはやぶさ HAYABUSA2070」「はやぶさ世界初を実現した日本の力 描かれざる想いと真実」「疑え、常識。」「「はやぶさ」式子育て法」「はやぶさ、そうまでして君は 生みの親がはじめて明かすプロジェクト秘話」「小惑星探査機「はやぶさ」の超技術 プロジェクト立ち上げから帰還までの全記録」「小惑星探査機はやぶさ 「玉手箱」は開かれた」「「ゆらぎ」の力 はやぶさの帰還宇宙の始まり高次な生命機能」「夢を実現する発想法」「はやぶさ力 川口淳一郎とチームはやぶさ39人の新証言」などがある。
川口淳一郎の名言集
プロジェクトがスタートを切った後は、
決めたことを
着実にやっていくだけなんです。いかにスタート前に明確な目的を持ち、
それを実現するための
準備ができるかで
プロジェクトの成否が決まる
と言っても過言ではありません。
どんなプロジェクトも
予算、時間、人員が限られています。決められた条件の中、
理想のプロジェクトに近づけるためには、何を切り捨てて
何を死守するかを判断しながら、
発想を転換させ、
柔軟に対応していかなくてはなりません。
机上の理論と実践が異なるように、
研究とプロジェクトは
全くの別物であることを
忘れてはなりません。研究というのは究極を追求していく
「終わりがないもの」ですが、プロジェクトは全く逆で、
期限が決められている中で
成果が求められる
「終わりしかないもの」です。研究者は完璧にやり遂げようとしますが、
プロジェクトとして
及第点に達しているのであれば、リーダーが「ここまででいい」
と見極めて決断を下さなくてはなりません。つまり、「勇気ある妥協」
が求められるのです。
いかに「妥協」ができるかが
大事なんですね。ただ「妥協」と言っても、
ネガティブな意味ではありません。それは、目的を達成するための
ステップを確実に進め、最終的にプロジェクト全体を
成功に導くための方法なんです。
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