一龍斎貞水の名言
一龍斎貞水のプロフィール
一龍斎 貞水(いちりゅうさい ていすい/1939年6月29日-/男性)は、人間国宝に認定された講談師。本名は浅野 清太郎(あさの せいたろう)。東京市本郷区湯島天神町(後の東京都文京区湯島)出身。「怪談の貞水」の異名を持つ講談師であり、大道具や照明、音響などを効果的に用いる「立体怪談」で知られる人物。元々は役者志望であったものの、講談師の4代目邑井貞吉と出会い、寄席の楽屋に出入りするようになる。周囲には貞吉の孫と勘違いされていたそうで、5代目一龍斎貞丈の勧めで初舞台を踏み、講談師の道に入る。1955年に都立城北高校入学と同時に5代目貞丈に入門。1966年に真打に昇進し「6代目一龍斎貞水」を襲名。1975年に芸術祭優秀賞、1976年に放送演芸大賞講談部門賞を受賞。2002年には重要無形文化財保持者に認定される。2002年から2006年にかけては講談協会の会長も務めた。
(参考文献・出典:Wikipedia+Amazon.co.jp書籍紹介情報+月刊PHP/PHP研究所+心を揺さぶる語り方/心を揺さぶる語り方)
書籍一覧
主な書籍(著書・講談集など)に『一龍斎貞水の歴史講談シリーズ/フレーベル館(1.恐怖の怪談/2.大岡越前 名裁き/3.秀吉の天下取り/4.歴史に残る合戦/5.戦国の英雄/6.剣の達人)』『心を揺さぶる語り方 人間国宝に話術を学ぶ 「和」の心「思いやり」としての話術/NHK出版』などがある。
一龍斎貞水の名言集
人生について
褒められるのは
たしかに嬉しい。しかし褒められすぎると
舞い上がって
必ず仕損じる。本当に芸の肥しとなるのは
お客様の「小言」なのだ。
人間関係について
心のこもった料理
心のこもった手紙が
出された人を喜ばせるように心のこもった話が
聞く人の心を
温かくさせる。話術というのは
人間の中身が伴って
初めて価値が出る。
人の心が動くのは
共感したり
自分で考えたり
わが身に置き換えて
想像したりしたときです。詰め込みすぎ
先を急ぎすぎはいけません。「間」がなさすぎる話は
お客様が心を動かされる
暇がありません。
相手の身になって
考えることは大事ですが
同じ立場に降りていく
必要はありません。それぞれの立場を
活かした話し方が大事です。
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