長谷川如是閑の名言
長谷川如是閑のプロフィール
長谷川如是閑(はせがわ にょぜかん/1875年11月30日-1969年11月11日/男性)は、東京出身のジャーナリスト、評論家、著述家。大正デモクラシー期を代表する論客の一人として知られ、大山郁夫(おおやま いくお/1880年-1955年)らと雑誌『我等』(後の『批判』)を創刊。イギリス流のリベラル(自由主義)の立場から国民主義を軸とした言論活動を行った。また如是閑は日本を「職人の国」と称し、空理空論よりも実践を重視する風土であると指摘。自身の仕事に真剣に向き合い実践する者には、惜しみない尊敬があたえられる国であり、これらの姿勢が日本の工芸、商売、料理などあらゆる分野の根底にあるとした。(参考文献・出典:ウィキペディア+Amazon.co.jp書籍紹介情報)
著作
主な著作・著作物に『奇妙な精神病者 長谷川如是閑集/全国ユーモア全集刊行会』『長谷川如是閑選集/栗田出版会(全7巻+補巻)』『近代日本思想大系15 長谷川如是閑集/筑摩書房』『長谷川如是閑集/岩波書店(全8巻)』『如是閑文芸選集/岩波書店(全4巻)』『日本人の知性7 長谷川如是閑/学術出版会』などがある。
長谷川如是閑の名言集
自分がして欲しいことを
相手にしてあげなさい。
これがキリスト教の道徳。自分がされなくないことを
相手にしてはいけない。
これが儒教の道徳。<原文>
己の欲せざる所を
人に施せとは
キリスト教の道徳なり己の欲する所
これを人に施すなかれとは
儒教国の道徳なり
善き事を思うだけでは
善きことをしたことには
ならないが、悪しき事を思うことは
悪しき事をしたと同罪である。<原文>
善き事を思へるは
善き事を思へるに過ぎず悪しき事を思へるは
悪しき事を為したるなり。
自分を偽ってまで
生きることは
死よりも意義がない。自分を貫いたすえの死は
生よりも意義がある。<原文>
己れを喪へる生は
死よりも意義なし己れを喪はざる死は
生よりも意義あり。
男性は結婚することによって
女性の賢さを知り、女性は結婚することによって
男性の愚かさを
知ることになるだろう。<原文>
男子は結婚によって
女子の賢を知り女子は結婚によって
男子の愚を知る。
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