岡檀の名言

岡檀のプロフィール

生き心地の良い町 岡檀

岡 檀(おか まゆみ/女性)は、コミュニティの特性が住民の精神衛生にもたらす影響についての研究で知られる教育者研究者。和歌山県立医科大学保健看護学部講師、慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科研究員。「日本の自殺希少地域における自殺予防因子の研究」で博士号を取得した人物であり、その研究成果は学会やマスコミの注目を集めた。日本社会精神医学会優秀論文賞などを受賞。(参考文献:ウィキペディア+Amazon.co.jp+PHP)

著書

主な著書に『生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由がある/講談社』など。

岡檀の名言集

日本で最も自殺の少ない町
(海部町)に潜在する
自殺予防因子を見つけたくて
調査を行ってきた。

結果、際立って強く
表れている五つの特長が
自殺を抑制している
との結論にいたった。

その五つは、
一、異質への寛容。
(自分と違う考え方を
排除しようとしない)

二、人物本位の
他者評価。
(肩書や容姿で
判断しようとしない)

三、有能感。
(自分への信頼感)

四、弱音を吐け、
適切な援助希求。
(困ったことを気軽に
話せ、気軽に援助を
求められる環境)

五、緊密過ぎない
ゆるやかな絆。
(隣人とは立ち話や
挨拶程度のつきあいを
保つ傾向があり
どちらかといえば
淡白なコミュニティ)

住民アンケートの結果に
強く印象に
残ったものがある。

周辺の町と比較して
住民の幸福度は
最も低い。

私は自殺の少ない町では
幸福な人が多いのだろうと
考えていた。

海部町の人たちが
一番多く丸をつけた回答は
「幸せでも不幸せでもない」
だった。

この結果を示すと
町の人に「ほれが
ちょうどええんと
ちゃいますか」と
言った人がいた。

幸せでなくてはいけない
という脅迫観念。

不幸に転落するかも
しれないという恐怖感。

そのように常に
気を揉まなければいけない
精神状態から免れているのが

「幸せでも不幸せでもない」
状況であり、
そこに安らかさを
感じるのだという。

前向きでなくてはいけない
という考えに凝り固まり、

強迫概念めいたものに
とらわれているとしたら、
それは困ったこと。

「前向き」というのは
強がることとは違う。

弱音を吐くことだって
前向きの範疇
(はんちゅう)だ。

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