鷲田清一の名言
鷲田清一のプロフィール
鷲田清一(わしだ きよかず/1949年9月2日-/男性)は、京都府京都市出身の教育者、哲学者、大学教授。関西大学文学部教授や大阪大学総長、大谷大学教授などを歴任した人物であり、臨床哲学・倫理学を専門としている。2004年に紫綬褒章を受章。(参考文献:ウィキペディア+Amazon.co.jp+PHP)
著書
主な著書(共著含む)に「大事なものは見えにくい」「「聴く」ことの力 臨床哲学試論」「ちぐはぐな身体 ファッションって何?」「じぶん・この不思議な存在」「「待つ」ということ」「〈ひと〉の現象学」「ひとはなぜ服を着るのか」「モ-ドの迷宮」「死なないでいる理由」「悲鳴をあげる身体」「「自由」のすきま」「大人のいない国」「パラレルな知性」「おとなの背中」「京都の平熱 哲学者の都市案内」「東北の震災と想像力 われわれは何を負わされたのか」「服と社会を考えるシリ-ズ」「身体をめぐるレッスンシリーズ」「たかが服、されど服 ヨウジヤマモト論」「「哲学」と「てつがく」のあいだ 書論集」「まなざしの記憶 だれかの傍らで」「思考のエシックス 反・方法主義論」「所有のエチカ」「時代のきしみ 〈わたし〉と国家のあいだ」「噛みきれない想い」などがある。
鷲田清一の名言集
本当の絆とは何なのか。
それは、生きていくために、
食べていくために
力を合わせて働くこと。そこで初めて
人間同士の絆は生まれるのです。物を買うことや遊ぶことからは、
真の絆は生まれない。生きるためにお互いが
助け合うという心にしか、
絆は宿らないのです。
右肩上がりの時代は、
もうとっくに終わりました。これからは生活を
悪戯に膨張させるのではなく、
生活の質を高めていくこと。それが成熟した社会の
あるべき姿です。そのためにはまず、
自分たちの身の回りを四つの視点から
仕分けをすることが大事です。一は絶対に
手放してはならないもの。二はあればいいけど、
なければないでいいもの。三はあきらかに
なくていいもの。四は絶対に
あってはならないもの。生きていくために不要な物。
こんなものにいつまでも
執着してはいけない。
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